【国際結婚の壁】 親反対を乗り越える7つのコツ|親を説得できない人の結末とは?!

国際結婚したい女性

親に国際結婚を反対された

国際結婚したい女性

外国人と付き合っていることすらよく思っていない

国際結婚したい女性

そもそも外国人と付き合っていることをどう話したらいいのかわからないし、反対されないように紹介する方法なんてあるの?

まあや

おそらく外国人と付き合っていると聞いて、反対する親のほうが多いでしょう

国際結婚が増えてきたといっても、まさか自分の娘に起こりうる出来事だとは思っていない親がほとんどだからです。

現実的に考えられず、なんとなく「外国人」と聞いただけで不安に思ってしまうのでしょう。

かつてわたしも夫(オーストラリア人)と付き合っていることを親にどう切り出そうか悩みました。

親を安心させるために”英語ができます”とも言えない…

この記事では、外国人パートナーとの交際や結婚に反対された親とどう向き合うのかをまとめてあります。

国際結婚に反対する親の心理をまずは理解してみましょう。

賛成されずに国際結婚をした実例もありますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

国際結婚の親反対を乗り越える7つのコツ

反対しない親はいないと思うこと

親にとって嬉しいけれど寂しい気持ちになるのが娘の結婚です。

親になって分かります。子どもには大きくなって欲しいけれど、ゆっくり育ってほしい。

成人して、まして結婚して家庭を持つなんて気持ちがついていかない。生まれた日のことが昨日のことのよう。

誰を連れてきても「相手はどんなやつだ?!」と心の中ではしっかり警戒をしています。

そして自分の希望や想像と違っただけで、なんとなく文句を言ってくるのが親です。

まだ年齢的に早いんじゃない?

お互いにもっとよく知り合ってからでもいいんじゃない?

親が感じたことでさえ、反対する理由にしてしまいがちです。

そのため、相手が「外国人」と聞いただけで、自分が結婚するわけでもないのに「お母さんは普通のサラリーマンでよかったんだけど」と言ってきたり。

まさにわたしの親がそうで、はじめから「よかったね!」とは言われませんでした。

娘が結婚することでさえ嬉しいけど寂しい。さらに相手が外国人であることで最初から手放しに喜んでくれる親は少ないのです。

口では「早く結婚しなさい」と言っていても、それが外国人という親の予想外であることで簡単には納得されないことを頭に入れて親の説得に挑みましょう。

親にパートナーの印象を与える

将来も一緒にいたいと思い始めたら、親に付き合っている人がいることは伝えておきましょう。

ただし、ポイントがあります。わざわざ外国人であることをはじめから言わないことです。

いきなり付き合っている人の話をして、自分の家から離れたところの出身だと伝えればそれだけで親は不安になるからです。

それは日本国内でも同じですよね。

結婚=嫁に行くと思ってしまい、幸せそうな娘を喜ぶ前に心の葛藤が起きかねません。

さらに、付き合っている人の情報は小出しにしましょう。

一気に情報を畳み掛けても親の心はついていきません。

特に今まで付き合っている人を紹介したことがなかったり、年齢や環境的に冗談でも「結婚」話が親子間で出ていたのなら、喜びの前にドキッとしてしまいます。

わたしの親の場合、嬉さと心配で質問ぜめになりました。

どこで出会ったの?

仕事は?

どこがいいの?

その中で、どこ出身の人か聞かれれば、「海外の人」と話してもいいですが、その質問が来る前に「本日の質問責めはこれでおしまい」とできれば理想です。

ただ、嘘をつく必要はありませんので、外国人であることを伝えたら、日本の滞在歴、日本への愛、日本語がどれくらいできるかなどを説明してフォローするといいですね。

紹介の仕方を工夫する

結婚したい、するつもりだと思っていても、初顔合わせは結婚の挨拶ではなく紹介する機会にしましょう。

まずは母親だけなど、片親ずつ紹介したり、兄弟に合わせてもいいですね。

わたしの場合、はじめに妹に会わせました。

物事をはっきり言う頼りになる妹なので、妹が好印象なら両親も味方につけると思っていたからです。

それに、いきなり親に紹介する勇気もなかったので妹への紹介が、親へ紹介する事前練習になりました。

3人で会う機会を儲け、妹と夫の会話の間に入りながら夫のことを紹介し、妹のことも夫に紹介するかたちです。

外国人相手なので、お互いに「さん」付けや敬語を使わなかったことですぐ打ち解けていました。

その後、妹が母に印象を伝え、今度は母と会う機会を作りました。

妹も母もすっかり味方になりましたので、いざ父親へ。

会う前から父親も印象を聞かされていたので心構えはできていたようです。

「思っていたよりも好青年だ!」と、昭和のドラマのようなセリフを言ってましたね。

親の性格を考えたり、親との関係を踏まえて紹介する段取りは決めておいたほうが良いでしょう。

我が家の場合は、付き合っているからといって気軽に親に紹介する恋愛オープンな家庭ではなかったので、いざ紹介となると結婚相手になるかもしれないと勘づいてしまいます。

1人ずつ会わせることで、紹介するほうもされるほうも段階を踏むことができました。

会わせる順番も重要ですね。

外国人パートナーに日本語を覚えてもらう

日本語が話せる外国人なら、親近感も湧いてくるんですよね。

いつか娘の連れてくる結婚相手と仲良くしたいと思っている親もいます。

しかし、コミュニケーションが取れないと、そんな親の些細な夢も叶いません。

そのため、日本語が話せると、結婚相手としてスタートラインに立たせてもらえることもあります。

親に外国人パートナーの「誠意」として日本語を話す姿を見せると気持ちが変わるかもしれません。

娘を間に入れずに話したいという考えもあるのです。

日本語がまったく話せないと、両親への説得もあなたが1人でやることになり、あなたに説得を任せてパートナーが何もしない状況になることも、反対している親は気に入らなくなります。

カタコトでも、外国人パートナーからあなたの両親に直接説得させる行為を見せることで、賛成してもらえる日がくるかもしれないのです。

日本語の勉強をしたことがないのであれば、簡単な単語でも良いでしょう。

「こんにちは」「ありがとう」この2つが使えるだけで会話が日本語らしくなります。

また、外国人パートナーが返事を「はい」に変えるだけでも日本語の会話をしているかんじにはなりそうですね。

親は結婚相手、つまり新しく家族になる人と話したいと思っているので、「話す気持ちはある」姿を見せることは必要です。

家族を味方につける

家族にあいだに入ってもらい、親の説得を手伝ってもらいましょう。

あいだに兄や叔母などが入り話すことで冷静に考えられたり、娘には言えない本音が聞けることもあります。

例えば、感情的なもので反対しているかもしれません。

いつか大好きな娘が遠い国に行ってしまうかもしれない…

親は気軽に「寂しい」「離れたくない」などとは言わないものです。

どんな結婚も隣近所に住む可能性のほうが低いのですが、わかっていても「外国は嫌だ!」という感情が抑えられなかったりします。

それを当人の娘に言われても気持ちは変わりませんが、第三者に説得されれば変わることがあります。

兄弟や叔母と話すことで解決することもありますので、自分たちだけでなんとかしようとせずに、家族にもぜひ協力を頼んでみてください。

時間をおく

これ以上は何を言っても、今は聞く耳を持ってもらえなそう…

そんな場合は、立て続けに会わせず、あいだをあけるのも良いでしょう。

「国際結婚」というだけで、親も頭の整理がつかず、すぐ賛成できないのかもしれません。

最初は反対されていたけれど、少しずつ親が理解してくれるようになった話はよく聞きます。

気長に待つこと、親にも時間をあげることで和解するかもしれません。

順番に紹介しても、うまくいかないこともあるでしょう。

妹は好印象でも、母親はよく思わなかったなど、みんながみんな賛成してくれるとは限りません。

忘れてはいけないのは、親は国際結婚に反対すると構えておくことです。

まだ手放しに賛成してもらえていなくても、諦めず、様子を見て会わせる機会を調節しましょう。

親と話す

反対されたからといって、あなた自身は両親と疎遠にならないよう気をつけましょう。

親の性格や様子を見つつ、説得することを諦めてはいけません。

反対されたことに腹を立てて、親と縁を切るなどと言葉にもしないでくださいね。

何度も言いますが、国際結婚に反対しない親などいないと思っておきましょう。

どんなに背中を向けられても、耳を貸そうとしてくれなくても、あなたが幸せでいること、これから今のパートナーと幸せになることを伝え続けるのです。

将来のことも親は不安になっている可能性があるので、人生設計は外国人パートナーとしっかり相談もしてくださいね。

将来的に相手と一緒に外国へ行ってしまうのかも大きな不安なのです。

わたしの場合は、夫と日本で出会い、日本での暮らしが定着していたので夫の国へ住むつもりはありませんでしたが、夫がオーストラリア人でいる以上、住む可能性が0ではないことは伝えておきました。

それは両親もわかっていたようですが。

夫の同僚で、同じく日本人と結婚したアメリカ人は、日本に住むことを条件に結婚を受け入れてもらえたそうです。

可能性を断ち切ることで、親の賛成を手に入れました。

口約束ではなく書面で残したそうです。

「そこまでしてまで親に同意を得なければ国際結婚はできないのか…」

「親には関係ないから、反対されていたままでもいい」

と言う気持ちも分かります。

しかし、想像以上に国際結婚は思っていないことが起きるものです。

親に頼れないことは精神的ダメージも大きくなります

いつでもどんなときでも無条件にあなたを愛し、味方になってくれるのは親以外いないのです。

親の不安を全部取り除くことはできないかもしれませんが、納得してもらえるまでしっかり話してくださいね。

人生設計を外国人パートナーとしっかり相談

将来が不安で反対している可能性があるので、人生設計は外国人パートナーとしっかり相談もしてくださいね。

同じ日本人が結婚相手だとしても、将来自分は仕事を続けるのか、子どもができたらどうするのかなど結婚のときに考えるでしょう。

そして親はそれも気になっています。

さらに、相手が外国人というだけでより心配になり、将来どうなるのかとても不安なのです。

もちろん計画通りとはいかないかもしれませんが、あなたがしっかりと外国人パートナーとコミュニケーションが取れているのか、信頼関係はあるのかなど伝わるだけで違います。

また、将来のことを外国人パートナーと相談できていれば、あなた自身が自信を持って親に自分は大丈夫だと言えるでしょう。

あなたが揺るぎない気持ちである姿を見せることが、無言の説得になるかもしれません。

外国人パートナーは冷静だということ

どんなに親が反対しても、外国人パートナーは何がなんでも説得するぞ、認めてもらうぞ!という気持ちにはならないことを覚えておきましょう。

「個人」を大切にするため、親が結婚するわけではなく自分たちがするからです。

ただ、反対されていてあなたが悲しそうだから一緒に親を説得するくらいの気持ちなんですよね。

籍を入れることに反対なら、事実婚でもあなたとこれからも一緒に入れるのであれば構わないのです。

注意をしなければならないのは、相手の親に反対された場合です。

国によって、親の認めない結婚はできない人もいます。その場合は親を説得するどころか、「親に反対されたから」とあっさり結婚を諦める可能性があるのでこちらも要注意。

どちらにしても、親の反対はわたしたち日本人よりも冷静に考えているので熱量が違ってもがっかりしないようにしましょう。

反応が悪くてもめげない

どんなに話しても、国際結婚を心から喜んでくれない親はいるでしょう。

何か個人的に外国人に対して先入観を持っているかもしれませんし、過去に外国人と嫌な想い出があったり、とにかく嫌なものは嫌という場合もあります。

子どもが親の理想通り、思い通りにはならないとわかっていても国際結婚だけは納得いかない人もいるでしょう。

そんな親としての気持ちを汲み取りつつ、結婚は自分がするものだからとある程度は開き直りも必要です。

最初は猛反対していた親も、時が流れ、今は普通に接している関係をよく聞きます。

それが結婚をしてから1年後なのか、10年後なのか、子どもができたタイミングなのか、何か困ったときに助けを求めたときなのかは人によって違うでしょう。

それでも娘の幸せを願わない親はいないので、あなたが幸せだと思う道を進んでくださいね。

それでも賛成してもらえなかったら?

諦めさせるために「勘当だ」「この家の敷居はまたぐな」と言われたら?…

相当な覚悟が必要です。もしかしたら海外移住となり、頼る人も夫以外いない、親に子育ても助けてもらえないのは、経済的にも精神的にも大変になることはわかっています。

それでも2人の意思が変わらなければ結婚してもなんとかなるでしょう。

しかし、親が娘の国際結婚を知らないのはまずいので「反対されても彼と結婚する」むねは伝えたほうがいいですね。

そこまでの覚悟を伝えたら、渋々ではありながらも納得してくれたという人もいました。

親が反対しても、覚悟があれば国際結婚は諦めなくてもいいと思います。

ただし、その覚悟は漠然に「なんとかなる」ではうまくいかないでしょう。

親が反対しなくても、国際結婚は本当に色々あります

その覚悟があって、国際結婚をしてから親にだんだん認めてもらった人もたくさんいました。

結婚も認められず、数年後にはパートナーの国へ移住してしまいましたが、子どもが生まれ、里帰りの際には旦那さんも実家に泊めてもらえたそうです。

孫は可愛くても、旦那さんはまだ嫌われていてみたいですが、そんな空気にもめげずに輪に入ろうと努力をしたみたいですね。

基本的には、他人がどう思おうと気にしないのが外国人なので、嫌われていても「仕方ない」と思えるのでしょう。

わたし自身、夫との国際結婚にあまり反対されなかった大きな理由があります。

それは、すでにいとこが外国籍の人と数年前に国際結婚していたからです。

いとこが国際結婚をすることになったときに親戚中がいい顔をしませんでした。

そのいとこと近かったので、当時女子高生のわたしは内心「げー!!」だったので。

しかし、いとこの外国人パートナーがわたしたち家族と接するようになり、国籍に関係なくその人柄がわかってきて、いとこに子どもが生まれる頃にはすっかり馴染んでいたというのがあります。

わたしがめちゃくちゃ反対されなかったのは、いとこがすでに道を作っていてくれたことが大きかったです。

もし、あなたが親に国際結婚を反対されていたとしても、それが後に続く家族の誰かの、または知り合いの誰かの後押しになるかもしれませんね。

まとめ

国際結婚に反対しない親はいないのです。

納得してもらう方法を諦めずに考え、伝えていくしかありません。

そのためには外国人パートナーとの絆を確認することも大切です。

将来のことをパートナーと話し合い、幸せな姿を親に見せ続けること。

新しいことや珍しいことは叩かれやすいですが、自分の覚悟を持っていれば国際結婚でも諦めることはありません。

しかし、賛成してもらえないからといって自分から親と距離をとっては絶対にだめです。

海外へ移住すれば勘当しなくても会えなくなるし、簡単に実家の敷居はまたげないのです。

結婚するまでに認めてもらえなくても、和解できる日がくることもあるので、諦めずに自分が幸せであることを大切な親へ伝え続けてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次