【事前対策】国際結婚を後悔しないための心構え5選

国際結婚したい女性

このままの勢いで結婚しても大丈夫なのかな…?
よく国際結婚で後悔した話も聞くけれど、私たちに限ってそんなことないよね…

まあや

今がうまくいっていても、やはり「もう少し考えておけばよかった〜」と思うことはたくさんあります。

この人と国際結婚できそうだ!と思ったときの不安などは、ほんの数%ではないではないでしょうか。

後悔しそうな気配などない良い関係が築けていれば、「勢い」を止めたくない気持ちのほうが強くなります。

結婚にはある程度勢いも大事ですからね。

ただし勢いだけで考えが甘いとやはり後悔します。

「こんなこと聞いていない!」「こんなはずじゃなかった…」と相手に対して不満になり、別れを選んでしまうかもしれません。

わたし自身、まだ最悪の自体には陥っていませんが、考えが甘かったために苦しめられたこともありました。

この記事では、国際結婚を後悔しないための事前対策として必要だと思った5つのポイントを紹介します。

国際結婚をして後悔しないよう、そして最悪の事態にならないようぜひ参考にしてくださいね。

目次

1) 事前に十分な情報収集をする

国際結婚を成功させるためには、相手の国や文化について事前に十分な情報収集をすることが重要です。

国際結婚は大変なこともありますが、相手のバックグラウンドを知ることで、お互いの行動や発言を理解しやすくなり、喧嘩の回避や関係の円滑化に繋がります。

まさにバックグラウンドを知らなすぎて大喧嘩なんてことはよくありました。

例えば、オーストラリア人にとって転職や引越しは珍しいことではなく、頻繁に行われるものです。

この背景を理解していれば、不必要な不安や衝突を避けることができたでしょう。

転職したい、引越しをしたいと言われるたびに「この人は大丈夫だろうか…」と信頼さえ失いそうになりました。

特に相手のバックグラウンドがこれほどまでに違い、それが生活に影響してくるとは想像していなかったことも原因です。

「生まれた環境が違うから仕方ない」「暖かい国で育ったからそういう考えにもなる」といった考えにもなりませんでした。

相手の国は知らなくても大丈夫だと、まったく興味がなかったのです。

もっと相手を知りたいと思うのと同じくらい、相手の国のことも知ろうとするべきでした。

  • 相手の国の文化や習慣
  • 相手の国の政治、経済、社会情勢
  • 相手の国の言語
  • 国際結婚に関する法律や手続き

日本とどう違うのかを知るだけでも助けになることがあるでしょう。

また、国際結婚をする前に実際に相手の国へ行ってみることもおすすめです。

現地で相手の家族や友人と会話をすることで、文化や習慣をより深く理解できるでしょう。

国際結婚をしてすぐに覚えた知識が役に立つわけではありません。

どんな人が大統領で、州によって政策が違うかなど、直接は関係ないことが多いでしょう。

しかし、非常識が常識になることがあったり、バックグラウンドが影響してくることは必ずあります。

変化球や魔球が飛んでくることもあると頭に入っているだけで、様々な心の準備ができるのです。

衝突するだけでなく、心にも余裕ができるので、「国際結婚して後悔した」と直接は考えなくなるでしょう。

2) 相手と十分な時間をかけて話し合う

国際結婚は単なる恋愛感情だけで成り立つものではありません。

結婚生活を円滑に送るためには、相手と価値観やライフプランについて十分な時間をかけて話し合うことが重要になります。

国際結婚こそスピード婚は要注意です。

最低限でも以下の点について具体的に話し合いましょう。

  • 子供の有無
  • 仕事のこと
  • 住む場所のこと
  • 金銭管理のこと
  • 家族関係のこと

結婚前にこれらの話をしておくことで、結婚後に大きな衝突を避けることができます。

また、相手の考えや価値観を理解することで、お互いに信頼関係を築くこともできるでしょう。

私たち夫婦はこの5つどれについてもあいまいなまま国際結婚してしまいました。

よく話し合いをしたことがなかったのです。

そのためどれについてもその都度、揉めることになりました。

国際結婚をするまでは問題にならないため、重要だと気づかなかったと言ってもいいでしょう。

まだ最悪の事態になっていないのは運がいいだけなのかもしれません。

後悔した身近な話

  • 子どもを作らず何年もすぎた
  • 相手の仕事に振り回された
  • 日本でも相手の国でもない場所に住むことになった
  • 徹底的に財布が別だった
  • 複雑すぎて入り込めない家族関係に悩まされた

こういった後悔した身近な話も聞きます。

しかし、結婚前から込み入った話をしづらいと感じる人もいるでしょう。

・結婚前からそんな話をすれば、重たい女だと思われるかもしれない

結婚にがっついているように思われる

嫌われるかもしれない

もし相手がこれらの話に対して理解を示さなかった場合、それはその程度の関係であったということです。

自分にとって大切な人ならば、相手も真剣に話を聞いてくれるはずです。

国際結婚後に確認しておけばよかったとならないよう、話し合う時間は必ず作りましょう。

3) 周囲の人の理解を得る

国際結婚は、家族や友人にとっても大きな変化となります。

結婚前に家族や友人にしっかりと説明し、理解を得ることが大切です。

国際結婚では予想以上に壁にぶち当たることがあり、自分だけで悩んでしまうこともあります。

国際結婚に理解をしてくれている家族に相談できれば、解決の糸口が見つかるかもしれないのです。

夫がオーストラリアへ帰りたいと言い出したときに、二人目の妊娠が重なりどうしたらいいのかわからなくなりました。

そんなときに私の母が、夫に直接話をしてくれたことがあります。

第三者として私の気持ちを夫に伝えてくれたことで、夫も冷静になれたようでした。

私たち家族のことを心配し、壊れないように思ってくれたからこその行動だったと思います。

もし、国際結婚に反対をしていたら、助言どころか何かをしようとさえ思ってもらえなかったかもしれません。

信頼できる家族に相談していたからこそ一緒になって解決方法を考えてもらえ、後悔しない選択ができるでしょう。

そのためにも、国際結婚を反対されたままにはしないこと、周りから理解を得ることはとても大切です。

4) 結婚前に同居してみる

国際結婚を後悔しないためには、結婚前に同居してみるのも一つの方法です。

同居期間中に結婚生活に関する問題点を発見し、解決しておくこともできます。

スキンシップを大事にする外国人にとって、長い時間一緒にいられる同居は自然な流れなので、大好きな相手なら前向きに考えてくれるでしょう。

同居することで、相手の性格や生活習慣、食生活、金銭感覚など、付き合っているだけでは見えなかったものが見えてきます。

私のほうが、仕事時間が長く、休みも不規則だったので、家事全般を夫が結婚をする前から進んでやってくれていたこと、金銭感覚が近いなと感じたことで結婚のイメージがすぐ湧きました。

DVで国際離婚をした友人が2人いるのですが、どちらも結婚前に同居生活はしておらず、国際結婚後にわかったというので驚きです。

結婚前に同居することで、結婚後の生活がイメージしやすくなり、実際に生活してみて合わなかった場合でも、結婚前に見極めることができます。

5) 国際結婚のサポート機関を利用する

日本人同士の結婚と違って、国際結婚には特別な書類を提出する必要があります。

書類集め、領事館への連絡、わからない言語など、予想以上に手間がかかってしまうと国際結婚などしなければよかったと思ってしまうかもしれません。

例えば、「婚姻要件具備証明書」という独身証明書が入籍時に必ず必要です。

しかし、「婚姻要件具備証明書」など、国際結婚をするまで聞いたことがありませんでした。

領事館へ申請してもすぐに発行されるとは限らず、また配偶者ビザ申請となればさらに提出書類が求められ、時間もかかります。

なかなか夫婦になれない状況が続けば、国際結婚することにも不安になっていくでしょう。

そもそもスムーズにいかないのはお互いが外国人だからだと結婚前から喧嘩になることもあります。

外国人パートナーがどのような状態で日本に滞在しているかによって、手続きの難易度も変わります。

夫の場合

・就労ビザを持っていた

・不法滞在をしていなかった

・婚姻要件具備証明書がすぐ手に入った(オーストラリア)

行政書士に相談する必要もなく国際結婚をして数年後には配偶者ビザ(永住権)問題なく取得することができました。

それでも、ビザと子どものオーストラリア国籍申請時には翻訳を依頼したほどです。

多少のお金はかかりますが、不安やストレスを軽減して必要な機関は利用することをおすすめします。

まとめ

国際結婚は人生を変える大きな決断です。

恋愛が盛り上がっているときこそ冷静に、これからの現実を外国人パートナーと一緒に考えなければなりません。

結婚には「勢い」も大事ですが、夫婦になる前に少しでも不安だと思ったことに目を向けないと「不満」につながり、最悪の場合、国際離婚という後悔しか残らないこともあります。

後悔しないためには、ある程度の時間をかけて相手を知る時間と強い覚悟が必要です

これらのポイントを意識して、国際結婚を成功させるための心構えを持ちましょう。

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