【国際結婚】プロポーズは待たないで!文化の違いによる憧れのプロポーズを期待する落とし穴とは?

国際結婚したい女性

外国人パートナーがプロポーズをしてくれない
サプライズのプロポーズをされたりするんじゃないの?
そもそも結婚する気がなかったらどうしよう…

まあや

プロポーズに期待と不安を膨らませてしまう気持ちわかります!

国際結婚をする意思があっても、外国人パートナーがなかなかプロポーズしてくれないことがありますよね。

もちろん、日本人同士でも、奥手の男性や勇気がなかったりで女性側がプロポーズ待ちでヤキモキすることはあるでしょう。

ただ、外国人がパートナーの場合、映画やドラマの影響でなぜか派手なサプライズプロポーズを期待していませんか。

外国人パートナーからのプロポーズを待つだけ待って時間だけが過ぎていくとも限りません。

そこで、今回は外国人のプロポーズ文化と実体験を交えて「国際結婚のプロポーズ」を現実的にお話しします。

待てど暮らせど「プロポーズされない…」と嘆くのをやめましょう。

外国人パートナーから実はプロポーズのようなアピールをされているかもしれませんので、ぜひ振り返るきっかけにしてくださいね。

目次

外国人のプロポーズ文化

あなたの想像する外国人からのプロポーズ文化を擦り合わせてみましょう。

国や文化によってプロポーズの仕方やタイミングは大きく異なります。

アメリカ

アメリカでは、映画やドラマで見るようなロマンチックなサプライズプロポーズが選ばれます。お祭りが好きなため、一生の記念に残るイベント的に行うことも人気のようですね。

  • 家族や友人を交えたフラッシュモブ
  • スポーツ試合のハーフタイムに画面を使って観客全員にみてもらう
  • 新聞などに載せる

バレンタインデー(男性から女性に贈り物をする日)やクリスマスも、狙いを定めてプロポーズをする人気の日です。

プロポーズではありませんが、よくSNS発信で見かけるのが妊娠を妻から夫へサプライズで報告するというもの。

相手を驚かせて感情を揺らしたい!という遊び心を持っているアメリカ人らしいですよね。

ヨーロッパ

ヨーロッパでは、プロポーズは比較的カジュアルで自然な形で行われることが増えています。

その背景には、法的に夫婦と同等に権利がある事実婚が認められている国も多いからです。

キリスト教文化のあるヨーロッパでは、一度神の前で結婚を誓えば、心理的に離婚が難しいという背景も残っています。

そのため、事実婚という形が好まれてきているのかもしれません。

古いしきたりに囚われたくないと思い、あえてきちんとプロポーズをして結婚することにこだわらない若者もいるようです。

ベルギーの男性と国際結婚した友人は、何気ない会話で結婚の話が出て、それから自然と結婚する流れになっていったので明確なプロポーズはないのでしょう。

もちろんレストランや旅行先でのサプライズプロポーズもありますが、日常の中で結婚の話が出て、その流れでプロポーズが行われ、それほどプロポーズを重視しない人も増えてきているようです。

アジア

アジアの一部の国では、プロポーズよりも家族同士の合意が重視されることがあります。

結婚は個人の問題だけでなく、家族全体の問題と捉えられるため、プロポーズの前に家族同士で結婚について話し合うことが一般的です。

プロポーズよりも先に、まず相手の家族に結婚を認めてもらえることが第一関門ということもあります。

国際結婚でも例外ではありません。

韓国人の男性と結婚した友人は、付き合っている段階から男性の両親と顔を合わせることが何度かあったようです。

ただし、伝統的な流れを重視する若者ばかりではなく、他の国や自分のスタイルでのプロポーズもするようですね。

日本

西洋文化に影響されて、男性から女性へ指輪を渡し、「結婚してください」というのが一般的ですね。

場所に関しては、お互いの思い出の場所であったり、ロマンチックなところを選んだりと人によって違います

文化の違いによるプロポーズのイメージがあるとそれが国際結婚をしそうな自分にも起こりうるのでは?と期待をしてしまいます

「国際結婚」をする場合、あなたにとっては期待はずれなプロポーズの体験談になるかもしれません。

 私たちの場合【体験談】

わたしは夫からプロポーズを受けずに国際結婚をしました。

ということで婚約指輪もありません

なぜなら、わたしから結婚したいと言ったからです。

夫とは付き合い始めて半年後には同居をしていました。

わたしの転職に合わせて夫も転職をしたので、2人の職場に通える新居を探し、同居生活がスタート。

そのときわたしは国際結婚するとは夢にも思っていませんでした。

一方で、当時まだ同居人だった夫は結婚にこだわっていなかったものの、これから先も一緒にいるつもりで同居を始めたようです。

お互いに20代で、さらに夫は日本に来てまだ2年。学生から社会人になるタイミングでワーキングホリデーに来ていたのでまだ結婚のイメージすら持っていなかったのではないでしょうか。

しかし、今まで男性と同居をした経験のないわたしは住んで2ヶ月もしないうちに「この人と結婚したい!」と直感的に思ったのです。

この人ならこのまま一生一緒に暮らせると思えたんですね。

当時わたしは20代後半になり、社会人としてもバリバリ働き、プライベートを削ってまで仕事に打ち込んでいる自分が大好きだったころです。

他人と合わせることが苦になりつつあり、おひとり様で焼肉もラーメンも行くようになっていたのですでに1人がよかったのだと思います。

そんなわたしでも、一緒にいても苦じゃない、一緒にいたいと思えた人でした。

実は、このチャンスを逃してはいけないとまず思ったのがわたしの母です。

同居していることは知っていたものの、相手がどんな人(外国人)とは知らなかった母ですが、「結婚したいと思ったら早く伝えたほうがいいよ」と言われました。

確かに、相手はまだ就労ビザで日本にいる身ということで、ビザが切れればオーストラリアへ帰ってしまうかもしれない。

母に言われたその日のうちにわたしは行動に出ます。

いざ、プロポーズ 

仕事から帰ってきた夫(当時は同居人)に、話があるからと座ってもらいました。

何事かと心配そうにしていることはわかりましたが、これから結婚する気があることを伝えようとしているわたしはわたしでいっぱいいっぱいのため、そこまで余裕がありません。

考えたわたしが出した言葉は

「もう、彼女としてあなたとは一緒に暮らせない」でした。

夫は「え?なんで?」と焦りまくり。

その後、「奥さんとして一緒に暮らしたい」と言うと、夫は、

「なんだよー、びっくりしたー、いいよー」と二言返事で結婚すると言ってくれたのです。

あまりにもあっさり夫が結婚してくれることに同意をしてくれたのも束の間で、次に夫はわたしが準備をしていなかった質問をしてきました。

AUS育ち

いつ?

まあや

いつにするかは決めてなかったけど…

こんなにトントンといくと思わず「いつ」にするかは決めていなかったのです。

AUS育ち

じゃあ週末?

まあや

いや、週末は無理でしょう?!
その前に、本当に結婚していいの?

AUS育ち

うん、いいよ

これは逆プロポーズというのでしょうか。

その後は事務的に進み、入籍となりました。

入籍方法の流れを体験記事として書いていますのでぜひ参考にしてください。

その他のプロポーズ体験談

その他、国際結婚のプロポーズエピソードを紹介します。

  • 同居中であり、帰ってきたらテーブルに指輪が置いてあった
  • そろそろプロポーズされると思って食事デートの度に気合いを入れていたのに、実際にプロポーズされたのは、車の中で指輪を渡された
  • すでに2人の子どももいる事実婚で3年過ごし、そろそろ結婚式でもあげようかと2人目の子どもが1歳を過ぎたころオーストラリア在住イギリス人に言われた。(オーストラリアでは結婚式=入籍なのでこれがプロポーズになったようです)

わたしの実体験でも、なんともあっさりロマンチックなシチュエーションもなくプロポーズをしてしまったわけですが、現実的には劇的なプロポーズをされるとは限りません。

むしろ、はっきりと「プロポーズされた」という話も少なかったです。

明確なプロポーズの言葉はなく、ビザなどの流れで結婚してしまった

プロポーズの言葉などなしに、ビザの流れで国際結婚をしてしまうパターンがなんと多いことでしょう。

流れに乗せてしまうのも国際結婚をするのポイントなのかもしれませんね。

見落としがちな外国人パートナーからのアピール

付き合う段階で結婚を前提に考えている外国人もいます。

それは「結婚しよう」という言葉が出てこなくても、自然と同居が始まったり家族に紹介されたりしたりと行動に出てくるのです。

わたしの夫の場合、「結婚しよう」という言葉は一度たりとも聞いたことがありませんが

  • 夫の母親が日本に遊びにきたときに数日かけてわたしも一緒に観光をした
  • 日本では、年末年始に家族が集まることを知っていたので、自分もわたしの実家に行きたいと言い出した
  • 同居を始めたときから家賃や生活費などメインに引き落とされていたわたしの口座に毎月欠かさず入金をしてくれていた
  • 僕らの子どもなら可愛いに決まっていると言っていた

これらの出来事は、夫がこれからも一緒にいることを想定してくれているのではないかと思えたことです。

国際結婚をしたいと思った決め手になりました。

さらに「国際結婚」を意識しただけでなく、相手からのプロポーズなんて待っていたらビザの期限切れでオーストラリアへ帰ってしまうのではないかという不安にも後押しされ、わたし自身が行動に出たことによって今の夫との関係があるように思います。

まとめ

どこの国にいるのかなどの状況にもよりますが、国際結婚をするために、プロポーズよりも大事なことややらなければならないことがあります。

意外にも、わたしを含め周りで派手なプロポーズをされた話をあまり聞かないのが国際結婚です。

確かに国の文化によって思い出や記念に残るプロポーズをする外国人もいますが、国を跨いでしかも自分がビザで相手の国で暮らす身となれば、どうしたら大好きな人と一生一緒にいられるのかをまずは解決しようとします。

そのためプロポーズをロマンチックなイベントにするよりも一緒にいられるかどうかを左右するビザの事務的な問題を話し合う方が先になるのでしょう。

ビザの話が出てきたら国際結婚へ踏み出すチャンスになるかもしれません。

外国人パートナーがあなたと一生一緒にいたいと思っているかどうか小さなサインも見逃さないでくださいね。

外国人からのプロポーズだからといってこだわらず、ビザの期限が切れる前にあなたにできる行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

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