【国際結婚】結婚式、本当に2回必要?1度で十分!メリットと成功の秘訣

国際結婚したい女性

国際結婚だからお互いの国で1回ずつ結婚式を2回挙げる必要があるのかな?

まあや

必要はありませんね。自分たちが2回やりたいかやれるかどうかだと思います。

国際結婚の結婚式、2回挙げるのは大変です!

わたしは1回で十分に素敵な結婚式をあげることができました。

費用を抑え、時間的な余裕も生まれます。成功の秘訣とメリットを詳しく解説しましょう。

国際結婚の結婚式、どこで、どんな形式で?とにかくどうしよう?と悩んでいる方は必見です。

目次

国際結婚の結婚式、2回と1回どちらを選ぶべき?

断然1回推しです。

夫もわたしも、伝統にこだわらず宗教もないので、それぞれのこだわりを2回の結婚式に分ける必要がありませんでした。

結婚式を2回あげることよりも、その分のお金を他に回したい気持ちの方が強かったです。

国際結婚が増えるにつれ、結婚式に対する考え方は多様化しています。

伝統にこだわる必要はないという考え方も一般的になってきました。

宗教があるかないかでも変わってくるでしょう。

また、結婚式は自分たちの希望に合わせてアレンジできます。

少人数の家族だけの式から大規模な式まで希望のスタイルで選ぶことができ、予算に合わせて内容を調整することも可能です。 

チャペル式、神前式、人前式など、形式を選ぶだけでも雰囲気が大きく変わります。

国際結婚に限らず、日本人のカップルでも、ウエディングドレスか白無垢かを選ぶように、結婚式の形は人それぞれです。

わたしたちは着物で人前式を選びました。そのため、比較的自由な結婚式だったと思います。

日本式の結婚式でも堅苦しくならず、みんなに楽しんでもらいたいという思いから、式の中に参加型の演出も取り入れることができました。

両家の母親に、杯の手伝いをしてもらったり、家族親族のみを招待して一人ひとりと触れ合う時間を設けたのです。

国際結婚だからといって、必ずしも2回結婚式を挙げる必要はないように思います。

・お互いそれぞれの国で

・国にあったやり方で

この2点にこだわるのは伝統的に重きを置いているからでしょう。

しかし伝統やお国柄にこだわっていないのならば、わざわざ人生で1度きりの大イベントを2回やる必要はないのでは?

大切なことはどんな結婚式をやりたいのかです。

2人の希望が一つにまとまる結婚式が理想的ではないでしょうか。

では、次に、実際になぜわたしたちが結婚式を2回あげなかったのかについてお伝えしていきます。

【体験談】国際結婚でも結婚式を2回あげなかった理由

お金と時間に余裕がなかった

1番の理由は、国を跨いで結婚式を挙げるほどのお金も時間も余裕がなかったからです。 

結婚式も入籍と同時にはできず、結婚式費用を2人で貯めてようやく結婚式ができたのは入籍から1年半後でした。

1回の結婚式の費用を貯めるためにこれだけの時間がかかったので、2回結婚式を挙げるなど想像もできなかったのが本音です。

海外で結婚式を挙げる選択は考えなかった

当時日本に住んでいたため、結婚式は日本で挙げることしか考えていませんでした。 

英語も課題だったため、自分の理想の結婚式を海外で挙げられる自信がなかったからです。

相手の国だからといって、すべてパートナーに任せることも不安でした。

その当時、まだわたしは1度もオーストラリアへ行ったことがなかったので、初めて行く国で人生最大のイベントである結婚式を挙げるなど思いもしません。

2倍近くの費用を使って、自分の好みのものができなかったらと思うとそんなリスクはかけたくなかったのでしょう。

1回で理想の結婚式ができそうだった

大規模な結婚式を望んでいなかったので、1回の結婚式で理想を叶えることができると思ったからです。

こだわっていた点は3つです。

  1. 着物で結婚式を挙げたい
  2. 和式でも堅苦しくない雰囲気にしたい
  3. 初めて顔を合わせるお互いの家族同士の時間を大事にしたい

ウエディングドレスをどうしても着たいという希望もなく、親族のみのゲストにしたため人数を最小限に抑えることができました。

友人を1人も呼ばなかったという例は珍しいかもしれませんね。

すでにアラサーだった私は10代後半から数多くの結婚式に呼ばれてきました。

しかし、呼ばれたからといってその友人たちを呼ぶことになれば大変な人数になります。

例えば厳選して5人と決めたところで、職場、学生時代、おさななじみなどと関係の違うところから呼んでも、横のつながりのない友人には楽しい結婚式になるでしょうか。

夫が側も同じです。

友人を1人も呼ばなかったことで少人数で済むたった1回の結婚式で十分になりました。

結婚式に呼ばなかったからといって文句を言ってくる友人はいないので問題なかったです。

相手の家族が来日に好意的だった

夫の家族に日本に来てもらえるか確認したところ、快く承諾してくれたことが大きかったです。

 夫の両親は離婚しており、それぞれのパートナーも連れてきてくれることになりました。

 夫の兄夫婦もまだ子どもがいなかったので夫婦で旅行気分、 夫の妹も日本語が話せるほど日本好きだったので日本に来るチャンスができたと喜んでいたくらいです。

 オーストラリアでは有給休暇が取りやすいため10日ほど日本に滞在し、観光のついでに結婚式に参加してくれたのではないかと思うくらい日本を満喫していました。

離婚していても交流があったり、家族同士が仲が良かったこともありますが、参加してほしいと思っていた夫の家族がもれなく来日してくれることで、わたしの家族が海外へ行く必要がなくなったのです。

国際結婚でも結婚式を1回だけ挙げるメリット

経済的な負担を減らし、将来設計に集中できること

結婚式は人生の大きなイベントですが、同時に高額な費用がかかります。

しかし、結婚式を1回に絞ることで、経済的な負担を軽減し、二人の未来への投資に繋げることができます。

結婚式を2回行うとなると、費用は倍近くになります。

国際結婚で相手の国に行くとなれば旅費はかなりの出費です。

その分のお金を、結婚式ではなく、二人の新生活のために使うことができます。

例えば、

  • マイホームの購入資金に充てる
  • 旅行資金を貯める
  • 将来の夢のために投資をする 

など、様々な選択肢が広がります。

結婚式だけでなく、二人の未来を豊かにする選択肢を増やすことができるのです。

時間的な余裕で、二人の時間を満喫

結婚式の準備は、想像以上に時間と労力を必要とします。

結婚式を1回に絞ることで、準備期間を短縮でき、二人の時間をより豊かに過ごすことができます。例えば、

  • 旅行を楽しんだり
  • 趣味に没頭したり
  • ゆっくりと新居の準備を進めたり
  • お互いの家族との時間を大切にしたり 

など、二人のペースで、結婚生活の準備を進めることができます。

わたしたちの場合、2回の結婚式ではなくその時間とお金の分を新婚旅行としてオーストラリアへ行きました。

夫の場合はただの一時帰国でしたが、行ったことのないような大自然の山奥にあるホテルに泊まったり、ちょっと豪華なビーチ沿いに滞在もできたので満足だったようです。

同じオーストラリアへ行くのでも、結婚式を挙げに行くのと、ハネムーンで楽しみに行くのとでは気持ち的に大きく違ったでしょう。

一度の結婚式に集中し、記憶に残る一日を

結婚式は一生に一度の大切な思い出です。

1回の結婚式に集中することで、より記憶に残る特別な一日にすることができます。

  • テーマを決めて、国際結婚らしい結婚式を創り上げる
  • ゲストとの触れ合いを大切にする
  • サプライズ演出で、ゲストを喜ばせる
  • こだわりのアイテムを取り入れて、オリジナリティを出す

など、二人の想いを形にすることができます。

1回だからこそ記憶にも深く残ることでしょう。

ゲストへの負担を軽減し、感謝の気持ちを伝える

結婚式は、大切な人たちをお招きして、感謝の気持ちを伝える場です。

しかし、結婚式が2回となると、ゲストの負担も大きくなります。

特に、国際結婚となれば遠方から参加されるゲストにとっては、経済的な負担だけでなく、時間的な負担も大きくなります。

結婚式を1回にすることで、ゲストへの負担を軽減し、その1回でしっかり感謝の気持ちを伝えればいいのです。

1回だけの結婚式で気をつけたいこと

招待人数は慎重に:ゲストへの負担を考慮して

国際結婚なのに結婚式を2回できないため、1回に多くのゲストを招待するのは控えましょう。

特に、海外から招待する場合は、ゲストへの負担が大きくなります。

初めて来日するのであれば、さまざまな自国と日本との違いに戸惑うこともあるでしょう。

そのため、結婚式以外でもサポートは必要になります。

わたしたちは、夫の家族7人を招待しましたが、移動や宿泊の手配などはできるだけのことをしたので、わたしたちにとっても正直大きな負担となりました。

  • わたしたちの住んでいる場所にアクセスしやすい宿泊施設を手配する
  • 電車や車での大移動
  • その他質問事項あれこれに対応

結婚式は、新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても楽しい思い出となるように、人数は慎重に決めましょう。

文化の違いを考慮し、両方の意見を尊重する

1度きりの結婚式だからこそ、両家の意見を尊重し、お互いの希望を最大限に叶えたいと思うのは自然なことですが、文化や価値観の違いから、意見が食い違うことも考えられます。

しかし自分の意見だけですべてを決めてしまうと、後々、意見が反映されなかったと不満が出るのだけは避けたいものです。

わたしたちの場合はとにかく「和装で」やりたかったのですが、ガチガチの神前式では海外からのゲストは楽しめないと思ったため人前式を選び、だいぶカジュアルな式になりました。

不満ほどではありませんが、わたしの日本人側の親としては和装でやるのなら神前式が良かったという気持ちもあったようです。

1回で結婚式を成功させるためには、お互いの意見を尊重し、妥協点を見つけることが大切です。

海外から招待するゲストが「自分たちの国でも結婚式を挙げてほしかった」という意見が出てくる可能性も十分にあります。

1度きりの結婚式だからこそ、両方の家族が納得できるような、そして、将来も後悔しないような結婚式を目指しましょう。

結婚式を1回だけ行う場合、メリットだけでなく、注意すべき点もたくさんあります。

事前にしっかりと話し合い、両家の意見を尊重しながら、素敵な結婚式を挙げましょう。

1回だけの結婚式を成功させるための5つのポイント

1. 自分たちが住んでいる国で挙げる

国際結婚の場合、結婚式を挙げる場所は悩ましい問題です。

しかし、お金や時間、そして精神的な負担を考えると、自分たちが住んでいる国で挙げることを強くおすすめします。 

海外で挙げる場合、ゲストの移動や宿泊の手配など、結婚式以外のことを考えなければならなかったり、慣れない土地での結婚式は、ストレスに繋がる可能性も高いです。 

自分たちが住んでいる国を選んでも、夫とは意見のぶつかり合いや、結婚式に対する温度差で喧嘩をすることもありました。

それでも自画自賛できるほど結婚式が大成功に終わったと言えるのは、住んでいる国だったため、余分な悩みがなかったからだと思います。

なんだかんだありながらも安心して結婚式準備を進めるためには今自分たちが住んでいる国がいいでしょう。

2. 両親の意見を聞きながら、妥協点を見つける

結婚式は、自分たちだけでなく両親にとっても大切なイベントです。

両親の意見を尊重し、両方の意見が反映されるような結婚式を目指しましょう。

結婚式まで親の意見は必要ないのでは?と思うかもしれませんが、やはり困ったときに助けてくれるのは親です。

お互いの家族を引き合わせるために、私の方の家族に気を回してくれたのは紛れもなく親でした。

1番結婚式にゲストとして招待したいのが両親ですが、招待する側としても式を支えてくれるのは親なのです。

両親の意見もぜひ取り入れましょう。

3.国を跨いで来てくれるゲストへの配慮を忘れない

海外から招待するゲストには、心から感謝の気持ちを伝えましょう。 

例え、旅行気分で来日してくれた夫の家族でも、時間やお金を使って海を渡り、多少の不安もありながら決めてくれたことは事実です。

金銭的な援助や、宿泊の手配など、ゲストの負担を少しでも軽減できるような準備も場合によっては考慮するといいですね。

金銭的にはご祝儀ではなく、宿泊施設付きの式場にして会費として集めることで少しだけサポートすることができました。

 また、ゲストが楽しめるようなプログラムを企画するのもおすすめです。

4. 2人でよく話し合い、意見のすり合わせをしっかりする

結婚式は、2人で作るものです。お互いの意見を尊重し、妥協しながら、理想の結婚式を目指しましょう。

特に、結婚式に対する価値観が大きく異なる場合は、事前にしっかりと話し合い、意見のすり合わせをすることが大切です。

 もし、意見が食い違ってしまった場合は、第三者の意見を聞くのも一つの方法です。

5.プロに相談する

結婚式は、一生に一度の大切なイベントなので慣れている人はいないでしょう。

自分たちだけで全てを完璧にこなすのは難しいものです。 

ウェディングプランナーさんに相談することで、よりスムーズに結婚式を準備することができます。 

プロの意見はとても参考になります。

わたしたちも、お互いの意見をまとめてどんな結婚式にしたいか理想が決まったら、まずウェディングプランナーさんとコンサルティングをしました。

自分たちが描いている理想の結婚式ができるのかを含め、できることとできないことをはっきり言ってもらえることと、できそうにないことを少しでもできる方向で案を出してもらえます。

2人だけの夢の理想論ではなく現実的に近づきますので、納得が行くまで共に結婚式を作り上げてくれるウェディングプランナーさんを見つけましょう。

プロのアドバイスを参考にしながら、2人にとって忘れられない1日にしてください。


国際結婚の結婚式に関するその他Q&A

その他、国際結婚の結婚式に関する疑問点をQ&Aでまとめたので参考にしてくださいね。

結婚式で必ずやるべき事は?

文化や宗教、個人の価値観によっても違います。

コレといった絶対に必要なものはありません。

通訳は必要?

わたしたちは必要なかったです。

なぜなら、全体的に少人数、さらに英語ネイティブはたった8人、通訳が必要なほど複雑な式ではなかったので、

感覚的に雰囲気も伝わって大丈夫でした。

両親の挨拶は?

披露宴で2人ともしました。わたしは日本語で夫は英語です。

2人とも泣きながらしましたし、聞いている方も泣いていたので、両方も言語がちゃんとわからなくてもみんなが感動に包まれて良かったと思います。

海外からのゲストにご祝儀はもらっていいの?

日本では、ご祝儀をもらうのが一般的ですが、海外ではご祝儀の文化がない国もあるので、もし頂く場合は事前に伝える方が親切ですね。

オーストラリアではご祝儀ではなくゲストはプレゼントを持って行く習慣があったので、ご祝儀はもらいずらかったです。

ただ、披露宴や宿泊費も含めた会費ということでご祝儀程度の金額を参加者からいただくことにしました。

金額面では結婚式の規模や内容にもよるでしょう。

事前に金額を伝えておけば問題なかったです。

まとめ:チェックリストを活用して結婚式を2回あげるか検討しよう!

結婚式の形式は、人それぞれです。

大切なのは、二人にとって、そして家族にとっても後悔のない選択をすることです。

 結婚式を2回挙げるかどうか迷っている方は、以下のチェックリストを活用して、ご自身の状況を見つめ直してみましょう。

チェックリストの使い方

  1. それぞれの項目から自分の状況を把握する
  2. パートナーと一緒に、チェックリストの結果を共有する
  3. 二人で話し合い、最適な方法を検討する

このチェックリストは、あくまでも一般的なものです。

個人の状況や価値観によって、重視する点は異なります。 

ご自身の状況に合わせて、このチェックリストを参考に、結婚式について深く考えてみてください。

結婚式は、二人にとって一生の思い出となるものです。

結婚式からもう何年も経っていますが、あの幸せしかなかった時間を思い出すだけで優しい気持ちになれます。

特に夫と喧嘩をしたときは許す気持ちになれるという魔法の代物。

あなたとパートナーにとって悔いの残らない素晴らしい結婚式ができますよう願っています。

結婚式に関することでしたら、お気軽にご相談ください。

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