国際結婚に向いている日本人女性の特徴5選

国際結婚に興味があったり、今現在あなたが外国人の方とお付き合いをしているのなら、国際結婚に憧れも抱いてくるのではないでしょうか。

  • 旦那さんが外国人
  • 子どもがバイリンガル
  • 将来海外に住めるかも?!

しかし、その華やかな未来に憧れる反面「自分は国際結婚に向いているのかな?」という不安もよぎりますよね。

国際結婚している人は…

  • 海外経験が豊富そう
  • もっと英語が話せそう
  • しっかりしていて自分に自信がありそう

自分はどうだろう…?と考えてしまうかもしれません。

国際結婚をしても、日本に住むのか、相手の国に住むのかで不安も違うでしょう。

日本に住んでいれば、外国人は夫になりますので日本の文化に馴染まなければならないのは夫です。

しかし、相手の国となれば言葉も日本語以外となり、文化も合わせる側になります。

国際結婚に憧れているけれど、なんだか不安で踏み出せないという人は、この記事を読めば国際結婚のイメージができ、国際結婚へ一歩踏み出すきっかけになりますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

目次

国際結婚に向いている日本人女性とは?

国際結婚に向いている日本人女性の特徴を5つあげました。

1. 柔軟な対応ができる人

国際結婚は、自分の常識を超えた生活が待っていたりします。

そのため「非常識」に出会ったら柔軟に対応する力が必要なのです。

  • 洗濯物はハンガーに吊るさない
  • 洗った食器には泡がついている
  • 靴は寝室に管理

夫がこんな「非常識」な行動をしてきたら改善するよう注意またはお願いをしますよね。

しかし、これだけが柔軟な対応ではありません。

日本に住んでいるならば、言い続けることや夫に馴染んでもらうことで「常識」に変えてもらうことはできます。

これが相手の国、相手の家族が家に来た場合、自分が行った場合は柔軟性の見せどころです。

家の中に靴で入る

言わずもがな日本の非常識ですが、欧米諸国ではご存知の通り常識になります。

もちろん我が家では家の中で靴を脱いで生活をしていますが、脱がないで入ってくる客人がほとんどです。

我が家の柔軟な対応として、子どもに日本語で「みんなに靴脱いでって言ってくれる?」と指示をすればサラッと英語で「Please take off your shoes」と子どもが言う仕組みになっています。

子どもが大きくなったら言いづらくなるという課題はありますが現段階での柔軟な対応です。

なんでもこちら側の「常識」に相手を合わせることはできません。

受け入れたり、はっきりできないと主張したり、その都度向き合う心構えでいないと、国際結婚では「非常識」に振り回されます。

振り回されていつもイライラしていてはストレスになるだけ長続きもしません。

非常識には出会うものと思い、柔軟に対応していこうと心がけられる人のほうが国際結婚には向いているでしょう。

2. 経済的に自立している人

結婚しても、子どもができても、働く選択ができる人です。

なぜなら、結婚したから子どもができたからといって、産休や育休をとっても仕事を辞めたり、新しい仕事を始めないなど、働かないという選択はあまりされないからです。

そのため、専業主婦を希望する場合は外国人パートナーとは意見が合わないこともあるでしょう。

その代わり夫婦2人とも働くことが前提になりますので、家事も子育ても2人ですることがあたりまえなんですね。

できるほうがやるスタイルなので、帰りが早いほうが子どものお迎えに行き、夫が食事の支度をすることもよく聞く話です。

実は、我が家では専業主婦を続けてきたことにより困ったこともありました。

一馬力で生活できるのならと働く気持ちがなかったのですが、そうも言っていられないくらい物価はどんどん上がっていく。

とはいえ働くことを諦めていた専業主婦にとって、相手の国で働くことは簡単ではありません。

英語ができなくても生きていけますが、英語ができて、手に職を持っていたほうが仕事は見つかります。そういった準備をしていなかったのですね。

さらに、すべての家事を自分でやってきてしまったので夫に手伝ってもらうやり方がわからない…。

何をやっても「わたし流」でないと納得できずに結局やり直して時間が2倍かかるという状態に。

そんな経験もあり、経済的に自立しているということで家の中の仕事が分担され、お互いに協力し合うほうが国際結婚には向いていると強く感じます。

3. 自分の意見が言える人

夫婦になれば、意見が違って口論になることもあるでしょう。

そのときに、自分の意見や考えを伝えることができないと相手とわかりあうことは難しくなります。

なぜなら言葉にしなくてもくみ取ろうとするのは日本人くらいだからです。

「くみ取る」文化がないと言っていいくらい言葉で伝えないと相手には伝わりません。

外国人は優しいイメージがありますが、なんでもくみ取ってくれる魔法のような優しさはありませんので要注意。

特に日本から出てしまうと、言っている言葉がその人の気持ちであって意見であるため、言葉にすることをそのまま受け取ります。

言葉の「裏」を考えることはありませんので、はっきりと自分の意見を言うことが必要です。

例えば、相手の国で、誰かのお宅に招かれて「お茶飲む?コーヒーにする?ジュースもあるよ?」と聞かれて、ついつい日本人として「大丈夫」=いらないという主張をしてしまうと、このお宅で飲み物を飲むことはできないでしょう。

何も飲まないとみなされるからです。

「わざわざコーヒーを作らせてしまったら悪いかな」「お邪魔して早々に飲み物を頼むのは失礼かな」など質問とは関係のない背景まで考えてしまうのが日本人です。

しかし、移住して6年経って思うことは、わざわざ自分がめんどくさいと思うことを気を遣ってまで相手は言ってこないということです。

できる範囲のことを無理をせず聞いてくるので心配は必要ありません。

このシチュエーションで「もう一度聞かれたらコーヒーをお願いしよう」の「もう一度」はほぼやってきません。

相手のバックグラウンドを考えず、質問されたことの答えをその場でズバリと答えるだけでいいのです。

また、自分から意見をいうシチュエーションも多いでしょう。

ここオーストラリアでも、外食で注文したものが出てこないかったり、折り返しの電話がかかってこないなどよくあります。

わざとではないか?と思うくらい日常茶飯事です。その場合は気づいた時点でアクションを起こさないと時間だけが過ぎていきます。

「はいはい、このパターンですか」くらいに受け取ってさっさと自分から主張したほうが自分のためになるのです。

特に相手の国に行ったら日本人の殻を破り、はっきりと自分の意見を言ったり、自分からアクションを起こす力が必要ですね。

4. 外国人扱いを受け入れられる人

国際結婚をして、どちらの国に行けばどちらかは外国人になります。

そのため、外国人として不便なことがあったり、外国人扱いをされて嫌な気分にもなるでしょう。

日本にいると、外国人はまだまだ特別な存在です。明らかに日本人ではない容姿だと視線を感じることも多いようです。

また、あえて「外国人扱いしていないですよ!」を主張するかのように気を遣って話しかける人もいます。

夫は日本の企業で数年働いていました。小さな会社だったので社長も含めた社員は仲良くなりがちです。

あえて外国人の夫を1人にしないように、一生懸命馴染ませようと飲み会に呼ばれたり引き入れようとしている感じが逆に特別扱いになっていました。

オーストラリアへ移住してからは私が外国人です。

オーストラリアは移民が多くさまざまな人種の人たちの集まりなので、むしろ聞かないとオーストラリア人か外国人かどうかはわかりません。

外国人かというよりは「アジア人」としてくくられていると感じることがあります。

とりあえずニーハオと話しかけられることは数え切れません。確かに中国人、香港人は多く、区域がチャイニーズタウンのようなところもあります。

ニーハオと言われてもいちいちジャパニーズ!と主張することにも慣れました。

何か書類を提出するときも、登録するときも、外国人ならではの手間がかかります。

ビザの証明書が必要だったり、ビザの更新があったり、そもそもビザがあることがめんどくさい。働くにもビザ証明。

その度に外国人である自分を悔やんでも、現実は外国人なのです。

外国人として一線を引かれていることに慣れなければいけませんね。

5. 相手への思いやりを忘れない人

相手のことを考えられる人が国際結婚には向いています。

国際結婚の場合、母国語が違うことがほとんどなので「言っただけ」では伝わらないこともたくさんあるからです。

どうやったら相手に伝わるのか、相手がどこまで理解しているのかを相手がわかりやすいように言葉を選んで話さなければなりません。

しかし、片方が相手の言葉に精通していると、伝わっているのだと勘違いしてしまうこともあります。

夫は日本語が流暢に話せて、漢字も読めるため、外国人であることを忘れることがあります。普通に大人の会話が成り立つことで甘えてしまうのでしょう。

しかし、伝わっていたと思っていたことが全然理解されていない、逆に無理をさせていたことに気づいたのは数年経ってからということもありました。

すべてを理解しなくても、会話は成り立ちますからね。

また反対もしかり、英語でベラベラベラと言われ、単語だけをかいつまんで理解したつもりになっていたら全然意味が違ったこともあります。

こんなことがありました。

ノートパソコンを持っていたはずなのに、持っていなかった私を見て夫が「Did you bring a kids’ Laptop?」と聞いてきたので、子どものパソコンのことを聞かれたと思った私は、車のトランクに入れたよと答えました。

しかし、夫は私が持っていたパソコンが子どものものだと思っていたためkid’s Laptopと聞いただけで、質問の意味は「パソコン持ってきた?」だったんです。

会話としては成り立ってしまいましたので、夫はパソコンは車に入っていると思いますし、私はパソコンを置いてきたことに気づかないままでした。

言葉足らずに私の英語力を見誤った夫と、夫の言葉を流し聞きしてしまった私が引き起こした出来事です。

もし、どちらかがもう少し相手のことを考えた発言をすれば避けられたことかもしれません。

夫婦あるあるかもしれませんが、言葉だけに頼らずに、より相手のことを考える習慣が必要ですね。

まとめ

国際結婚に向いている人の特徴を5つあげました。

他にも向いている人の特徴をあげればキリがありませんが、この5つは国際結婚をして特に必要だと常に感じています。

国際結婚に向いている人というのは、国際結婚したら求められるスキルのようなものです。

私自身、スキルがないものも足りないものももちろんあります。

ないからと言って国際結婚できないわけでもないですし、絶対不幸が待っているわけでもありません。

スキルは伸ばせますからね。

自分はどうだろう、対応する力はあるのか、どのスキルを伸ばしたらいいのかを考えるだけでも国際結婚に一歩近づけるのではないでしょうか。

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